肉料理– category –
-
小ぶりな『コガモ肉』は旨味も凝縮
冬の水辺を眺めていると、様々な水鳥が仲良さげに泳いでいます。その中にみられるひときわ小さなカモ…「子鴨かな?」と思われるかもしれませんが、彼らの名前が『コガモ』。カモの子供ではなく、れっきとしたカモの一種です。 【コガモってどんな鳥?】 ... -
純国産カモの『カルガモ肉』は、地域によって肉の味わいが変わる
沢山のヒナを連れて歩くカモの親子。『カルガモ』は日本では珍しく渡りをしない「留鳥」(りゅうちょう)と呼ばれるカモです。日本の地で育つカルガモは正真正銘の“純国産”なので、マガモの肉よりもかなり地域性が出るカモ肉です。 【カルガモってどんな... -
カモの王『マガモ』の神髄は、合鴨肉との違いをもって評価すべし
陸鳥の王が「キジ」だとしたら、水鳥の王は『マガモ』で間違いないでしょう。水面から飛び立つマガモを豪快に撃ち落とす猟趣に加え、光り輝くエメラルド色の頭が見目麗しく。さらに、肉質も良く味も美味いのですから非の打ち所がないターゲットです。し... -
ケミカル臭のキツイ『カワウ肉』は、皮を剥いで濃いめのソースで。
アユなどの養殖魚を食い漁り、さらにその糞は水辺周辺の森林を枯らしてしまう『カワウ』。漁業関係者にとって「最大の敵」ともいえるこの害鳥は、さらに肉にツンとした“ケミカル臭”があるため、肉目的のハンターも好んで捕獲しようとしません。しかしカ... -
【鳥猟の質問】 銃猟Q&A100・狩猟のギモンに答える本 豊和精機製作所・佐藤一博さんとの対談 【Youtube配信】
https://youtu.be/rvU40HIXy9Y 【Youtube配信概要】 2023年2月に山と渓谷社から刊行予定の『銃猟Q&A100・狩猟のギモンに答える本』の公開取材です。 今回は豊和精機製作所・佐藤一博さんに、初心者・中級者がよく抱く『鳥猟』に関する質問に応えて... -
西九州の”絶品猪肉”、長崎県波佐見町の『MOCCO(モッコ)』ECサイトで販売開始!
環境やエサの種類で肉質がまったく変わるイノシシ肉。そのような中、多くのジビエ愛好家から"絶品"と高評価を受けているが長崎県波佐見町の猪肉です。 今回は波佐見町のイノシシが美味い理由と、2022年7月からECサイトでの販売も開始されたジビエ処理施... -
【解説動画付き】カモは骨と“血”から出汁を取れ!絶対に美味しい『鴨鍋』の作り方
カモ料理と言えば、やはり冬に嬉しいお鍋ですよね?自分でしとめたカモを捌いて、美味しいカモ鍋を作れば、きっとご家族も喜ばれることでしょう!そこで今回は、絶対に失敗しない美味しいカモ鍋の作り方についてお話をしたいと思います。 【(Youtube動... -
ゴミ集積場を漁るドス黒い『カラス肉』でも、「知らない」ことで”美味しい肉”となる
"Eating crow"(カラスを食べる)とは、日本語で「あまんじて屈辱を受け入れる」という慣用句です。カラス肉に対するネガティブなイメージは全世界共通ということでしょうか。それでは実際のカラス肉とは、はたしてどのような食味なのでしょうか?今回は... -
『ヤマドリ』は食材を復活させる霊鳥。その者、旨味の衣をまといて金色の出汁に降り立つべし
鳥撃ちハンターの『最高峰のターゲット』と言えばヤマドリで間違いないでしょう。その評価は現在でも変わらず、ヤマドリを獲った写真をSNSにアップすれば、まちがいなく沢山の「イイね」がもらえるはずです。今回は、そんなヤマドリ猟とヤマドリ肉につい... -
実は古くから食べられてきた『ニホンザル肉』。”秋猿の羹”はスッポンを超える、超・滋養強壮料理
「サル肉を食べる」と聞いた人の中には、「うぇ~、気持ち悪い!」とか、「呪われそう!」とか、批判的な意見を持たれる方も多いと思います。しかし、食材としてのサル肉は、世界的に見てもそれほど珍しい食材ではありませんし、日本でも近世まで猿食(...