『女性用狩猟ウェア』どこで買う？オススメのお店・方法をまとめてみた

　狩猟には様々なアイテムが必要になりますが、その中でも特に女性狩猟者が頭を悩ませるのが狩猟ウェアです。狩猟ウェアといえば猟友会に所属した初年に貰える猟友会ジャケットなんですが・・・「デカすぎるんじゃいッ！」もともと男性用に作られているというのもあり、女性には着こなし辛いというのが正直な感想です。
　そこで今回は、小柄な私が苦労した経験をもとに、狩猟ウェアの探し方・選び方についてご紹介をしたいと思います。

海外から購入する

　日本における狩猟用品の情報は数が少なく、”女性専用”となるとなおさら。「そういえば、海外って普通に女性が狩猟するよなぁ。」と思ったので、ゲーム仲間のアメリカ人とオーストラリア人に海外事情を聞いてみました。

海外の友達に聞いてみた

米Amazonは高機能なレディース＆キッズ狩猟用品が豊富

国内販売店で買えるオススメメーカー

「狩猟専用メーカー」となると、ウェアの購入は海外から輸入するぐらいしかありません。しかし、「アウトドアメーカー」や「林業用品メーカー」まで範囲を広げると、意外と狩猟にも使えるウェアはそろいやすくなります。

国内アウトドアメーカー品

　まずメーカーとしてオススメするのが『mont-bell(モンベル）』です。言わずと知れた日本の登山用品大手メーカーで、値段が結構高い点さえ気にしなければ、機能性は抜群に優れています。

国内販売されている海外メーカー品

　海外メーカーであれば『THE NORTH FACE（ザ・ノースフェイス）』や『Colombia（コロンビア）』なんかも、品質の良いアウトドア用品として有名です。
　ただし、サイズがやや大きめに作られているため、小柄な人はしっかりと試着をして購入することをオススメします。ガチ狩猟では、少し服のサイズが合わないだけで、快適性はまるで変わってくるので。

　アメリカ以外での海外メーカーで言えば、『ARC’TERYX（アークテリクス）』や『MAMMUT（マムート）』あたりがオーソドックスで良いと思います。アメリカ企業に比べて「小さいサイズが、ちゃんと小さい」ため、XXS～XSの展開もあります。

とりあえずカジュアルアウトドア装備orトレッキング装備

　日本で販売されているアウトドアメーカーの品物は、デザイン的にも、機能的にも優れています。唯一、欠点を挙げるとしたら『お金がかかる』こと。ガチで猟をやると、高級メーカーの服に穴が空いたり、破れたりして、（お財布が）悲しいことになります。

　そこで狩猟用ウェアを探すときは、ひとまず『農林業用ウェア』をオススメします。「なんかダサそう・・・」と思われれるかもしれませんが、最近ではデザインをこだわったウェアも多数でています。

「オシャレ作業着」として有名なのは『WORKMAN（ワークマン）』ですね。近年では女性サイズ展開も増えており、手袋などの小物類も充実しています。
「男性用」と銘打っているウェアでも、Sサイズであれば女性が着れることもあるので、選択肢が広がります。
ただし、「女性用S」と書かれたサイズが、なぜか大きすぎることもあるので、試着してから購入しましょう。

　小さめサイズで、レディース作業服といえば、『WORKーUNIFORM（ワークユニフォーム）』で探してみるのも良いと思います。タイトなものであれば、XSサイズ相当のものも用意されています。

　その他で言えば、『ユニクロ』であればオンラインショップor大型ショップで、XSの小さいサイズが展開されています。キッズの150～160もオススメ。
　また、大型ホームセンターでは、安くて良い作業着があったりします。全体的に小さめサイズで縫製されているので、小柄な人でも安心して選ぶことができます。

リユースECでメーカー品を安く購入しよう

　ちなみに、貧乏な私は『mercari（メルカリ）』でウェアを購入しています。これらウェアの出品元は、おそらく「山ガール」と呼ばれる人たちだと思います。有名メーカーのアウトドアウェアが、3分の1の価格！しかも新品同然！なんてことも少なくありません。ありがとう、山ガール！

国内販売店で購入する

　狩猟用ウェアを購入する手段は色々ありますが、「で、結局何が良いの？どれ買って始めたらいいの？」と思いますよね。そこで、3年間の猟師人生の中でわかった、女性狩猟初心者のウェア選定のコツについてお話したいと思います。
　もちろん、猟のスタイルや環境によってベストアンサーは人それぞれです。私の装備選択が正解というわけではありませんので、あくまでご参考としてご覧ください。

私の装備

　カッコイイ服装を披露したかったのですが、それではガチ情報じゃない…。そういうわけで、ある日（気温31℃）の罠の見回り＆罠設置の時の服装を参考に載せておきます。

ちなみに、この日に実際に鹿のトメサシを行ったときの服装が下の写真です。はい、さらにダサくっちゃいました。

　ヤブに入るとき、ダニがいそうなとき、雨や雪が降るとき…etc。何でもこのポリエステルヤッケを上からかぶります。そして、作業が終わればさっさと脱いでしまう。そうすれば「車内も清潔＆中の服も破れたり汚れたりしない」＝「着ていく服装もさほど気にしなくてよい」＝「服の選択肢が広がる」というわけです。

ちなみに、銃を持って山を歩き回る場合は、服装が少し違います。

・・・うっ。カッコよくないですね。
でも、工夫すれば、私でも合うサイズで実猟用の服装が揃えられることがお分かりになると思います。

ポケットの機能性はあきらめる

　女性用の服は、男性と違って面積が小さい分、ポケットなども小さいことが多いです。でも、ポケットって結構重要なんですよ。
　私は服を選ぶ際、はなからこういった機能性はあきらめて、小物は全てポーチと猟友会ベストに託すことにしています。そうすれば、服の選択肢が広がります。ポーチはカラビナorベルトで装着します。
　装備類に関しては、また後日詳しくお話ができればと思いますので、お楽しみに！

まとめ

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