ごきげんいかがですか?
わな猟ハンターの『LV1わなこ』です
ここでは初心者にもオススメな罠猟用のアイテムをご紹介します
(※オススメのアイテムは不定期に追加・更新されます)
目次
猟具
くくりわな
おしバネ式
押しバネ式くくり罠
初心者でも安心して使える『押しバネ』を使ったくくり罠です。塩ビ管でバネがカプセルされているため、凍結や湿気によるサビに強い造りになっています。上に立ち上がるタイプではないため、『ジャンプ式トリガー』や『跳ね上げ式トリガー』といった、足の高いところをくくる仕組みのトリガーを使ってください。
くくり罠用 押しバネ
くくり罠の動力として利用される『押しバネ』です。くくり罠のバネとして最もよく使われているタイプで、暴発によるケガの心リスクが低いため初心者にもオススメです。ただし、泥場や凍結する気候では不発が起こりやすいので、使用する環境に注意が必要です。
ねじりバネ式
ねじりバネ式くくり罠
獲物の足の高いところをくくることができる『ねじりバネ式』のくくり罠です。二重パイプなどの『入れ子式トリガー』ではバネを立てて埋めなければなりませんが、『ジャンプ式トリガー』などでは寝かせた状態でセットできます。バネが強力なのでケガには十分注意してください。
くくり罠用 ねじりバネ
くくり罠の動力として利用される『ねじりバネ』です。トリガーが落ちると素早く起動して、ワイヤーを締めあげます。非常に強力なバネなので、扱い方を間違えると大ケガをする危険性があります。初心者の方は『押しバネ』から始めるのをオススメします。
くくりわなトリガー
ジャンプトリガー(くくり罠用踏板)
大人気!太田製作所製の『ジャンプトリガー』です。トリガーが落ちると外枠のバネが立ち上がり、スネアを上空に放り上げます。獲物の足の高いところにスネアをかけることができるため、空ハジキやスッポ抜けのリスクが大幅に低下します。踏板を猟場で失くしやすいので、予備を多めに持っておくことをオススメします。
ワイヤロープ
4mmワイヤー 6×19本束 100m巻
くくりわなを自作するために必要な、直径4㎜のワイヤロープ。亜鉛メッキ鋼の6×19(ストランド6,素線数19)は、イノシシやシカを捕獲するくくりわなとしては必要最低限の強度。工業用ワイヤロープと異なり、獲物に気づかれにくくする油抜き加工品。
4mmワイヤー 7×24本束 100m巻
くくりわなを自作するために必要な、直径4㎜のワイヤロープ。亜鉛メッキ鋼の7×24(ストランド7,素線数24)は、大型イノシシやオスジカでも切られにくい高耐久性を持つ。素線数が多くなると素線1本は細くなるため、柔軟性も上がり捕獲効率も若干向上する。
自作工具
スエージャ―カッター ベンチタイプ
くくりわなを自作するためには必須の『ワイヤーカッター&スエージャ』。耐久性にも優れたアーム産業製。スエージャ―カッターには手に持って使用するハンディタイプもありますが、台に固定する卓上タイプの方が、作業効率を考えると断然オススメ。
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アライグマ専用くくりわな
アライグマ専用捕獲機 アラホール
近年、全国で被害を発生させている『アライグマ』の専用捕獲機です。「エッグトラップ」と呼ばれるタイプの罠で、アライグマが穴に手を入れるとバネで挟んで拘束します。ネコやタヌキ、アナグマなどの錯誤捕獲を防ぐことができます。
大型はこわな
太田式箱罠(折り畳み式)
シンプルで使いやすい『くるりんぱトリガー』を採用した太田式大型箱罠です。シンプルだからこそ不発が少なく獲物に警戒されにくい!この箱罠で年間300頭のイノシシを捕まえているツワモノもいるほどです。
『はこわなの基本』フレーム・扉・トリガーを組み合わせた意外と奥深い罠
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わな架設用品
穴を掘る道具
ウレタンショックレスハンマー
罠の架設に便利なトラスコ製のプラハン。金属の玄翁だと塩ビパイプなどが傷つくため、こちらがオススメ。腰袋にハンマー差しを装着しておくと持ち運びに便利。プラハンで止め刺しができそうだが、オスジカは倒れないので注意。
スコップナイフ
罠架設用のスコップ選びは人によって様々だが、個人的にオススメなのは園芸用のスコップナイフ。プラハンとセットで使うことで固い土でもガツガツ掘れる。簡易的な刃が付いているので、細い木や竹を切ることも可能だ。
ラチェット式剪定ばさみ
罠を架設するときに重宝する剪定ばさみ。穴を掘るときに地面の太い根を切り出すことができる。この剪定ばさみはラチェット式のため、段階的に力を加えることができる。竹やぶで罠猟をするときはとにかく太くて固い根が多いため“必須”といえるアイテムだ。ノコギリよりもメンテナンスがしやすい。
ピックマトック
罠の架設で地面を掘るときに重宝するピックマトック。ベテラン罠師もよく使っている。細い部分で硬い土を砕き平たい部分で土を掻きだす。ピック部分を差し込んでテコを使うと大きな石や太い根を掘り出すことができる。
『くくり罠猟』を実践!獣道の見方、くくり罠の仕掛け方、注意点などを初心者向けに解説
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止め刺し用品
ナイフ類
血抜きにオススメの剣鉈
土佐剣鉈 4寸(120 ㎜)
ハンターの間で人気が高い土佐打刃物。実用性重視のフォルムが逆にカッコいい。ただ、4寸は短いかなぁ~…。止め刺しには6寸あった方が個人的には安心。何かもっと良いアイテムがあったら差し替えます。
万能に使えるユーティリティナイフ
モーラナイフ (ステンレス)
超使い勝手が良く、安く、切れ味も良いナイフ。初心者から上級者まで「これ1本」とりあえず持ってたら良い万能品。カーボンスチールの「ヘビーデューティー」というモデルもあるが、血と脂で根本が錆びやすいため、ステンレス製の方がオススメ。
研ぎ石
ダイヤモンド シャープナー
狩猟用ナイフを研ぐときにオススメのシャープナー。「研ぎ石」を使いたがる人も多いが、絶対にこっちの方が早くてよく砥げる。ナイフのプロも普通に使っていたりする。もちろん研ぎ石で「しゃこしゃこ」するのも、楽しいっちゃ楽しいのだが。
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殴打武器
ブルックリンスマッシャー (87.5cmモデル)
猟師御用達の止め刺し用棍棒・コールドスチール製のブルックリンスマッシャー。特にオスジカは耐久力が高く鉄バットだとベコベコになってしまうため、“絶対折れない”ポリプロピレン製バットが最適。破壊力も抜群。警察に何か聞かれても「野球用です」と言い張れるところもポイント。
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電気止め刺し器
電気止め刺し器
罠にかかった獲物を感電させて気絶させるための道具。箱わなでは1本針、くくり罠では2本針タイプが便利。電気止め刺しでは肉質に影響があるため、食用目的での使用はオススメしない。また、感電の危険性が高いため、初心者は必ずベテランと組んで止め刺し作業を行おう。
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トレイルカメラ
廉価トレイルカメラ(短期運用向き)
HAPIMP 4Kトレイルカメラ
1万円以内で購入できる中華製トレイルカメラ。実をいうと中華製トレイルカメラは中身はどのメーカーも同じプラットフォームを使っている。外側だけを各メーカーが作っているのだが、HAPIMP社製がその中でもまずまず長持ちする。ブッシュネル製品と違って動画確認用モニターが付いているので、猟場での確認はしやすい。
サンディスク microSDカード 32GB
HAPIMP製のトレイルカメラに使用するmicroSDカード。設定画質にもよるが32GBで10秒の動画が約500本程度撮れる。microSDカードには色々なメーカーがあるが、実績のあるサンディスクがオススメ。野外で長期間使用する記録媒体なので、防水・耐冷・耐湿度性は必須。
高級トレイルカメラ(長期間運用向き)
Bushnell トロフィー トレイルカメラ 20MP HD_119717CW
トロフィーカム(狩猟用トレイルカメラ)の王道、ブッシュネル社のHD_119717CW。耐久性能抜群で画質も良い。欠点としては即座に動画を確認するためのモニターが付いていないことだが、逆にいうとモニターが付いていないため故障が少ない。3年以上は持つので中華製を買い換えるよりも結果的には安い。
サンディスク SDカード 32GB
ブッシュネル製のトレイルカメラに使用するSDカード。設定画質にもよるが32GBで15秒の動画が約600本撮れるので、1週間ぐらいかけっぱなしでもOK。SDカードには色々なメーカーがあるが、実績のあるサンディスクがオススメ。野外で長期間使用する記録媒体なので、防水・耐冷・耐湿度性は必須。
USB-C SDカードリーダー
ブッシュネル製トレイルカメラの動画をその場で確認するためのSDカードリーダー(Android用)。別にこのリーダーじゃなくてもいいんですが、安いので。SDカードを差し込んでフォルダから動画を開く。動画はAVI形式なので『VLCメディアプレイヤー』などの入れて再生しよう。
サービス
罠シェアリング
令和4年度 東京罠シェアリング WEB会員
¥5,000 (1シーズン)
「罠シェアリング™」ってどんな活動?気になった方は東京罠シェアリングのWEB会員に登録しませんか?「自分も罠シェア活動を始めたい!」という方も、まずはこのコミュニティで情報収集をオススメします。
最も古くて新しい狩猟のかたち『罠シェアリング』のすすめ
近年狩猟業界では、わな猟免許を取得者数が増えています。しかし実際の罠猟には様々な困難があることをご存知でしょうか?「免許は取ったはいいものの、結局1回も出猟…