ターハント RSG

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銃紹介

ターハントRSG
タイプボルトアクション式ライフルド散弾銃
メーカーターハント
製造年1990年 - 現行
中古相場20万円 ~(35万円)
解説 ターハントRSGは、1990年にアメリカの銃器メーカー・ターハント社から発売されたスラッグ専用ボルトアクション式散弾銃である。
 この銃はもともと、後のターハント社の創業者であるランディ―・フリッツが、1970年代から1980年代にかけてアメリカの銃器メーカー・マクミラン社などからアドバイスを受けて開発したセルフカスタムの銃をベースとしている。
 散弾用の銃身(スムースボア)にライフリングが刻まれた”ライフルドショットガン”として商品化されたRSGは、1992年に開かれたアメリカの巨大銃器展示会”ShotShow”に出品して「史上最高のライフルドショットガン」と高く評価された他、2009年にはField & Streamマガジンの『ベストオブガンデザイン50』に選出されるなどで注目を集めた。
 ターハント社は創業当時の1990年代まではアメリカの小さな新興ガンメーカーであったが、現在ではアメリカだけでなく、ヨーロッパやアフリカ、また日本に輸出するなど、事業を拡大させている。
 RSGは銃身にライフリングが刻まれているが、散弾実包を発射するため、その分類は”散弾銃”である。しかし日本国内では、銃身に半分以上のライフリングが刻まれている場合”ライフル銃”の扱いになるため、輸入のさいにライフリングを半分以下に削る追加工が施されて流通している。なお、RSGは”Rifled Slug Gun”の頭文字である。
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この記事を書いた人

東雲 輝之のアバター 東雲 輝之 株式会社チカト商会代表取締役・ライター・副業猟師

当サイトの主宰。「狩猟の教科書シリーズ」(秀和システム)、「初めての狩猟」(山と渓谷社)など、主に狩猟やキャッチ&イートに関する記事を書いています。子育てにも奮闘中。

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