
高級エアライフルを数多く輩出するイギリスのデイステート社。そのウルヴァリンシリーズが「スーパーカー」だとすれば、このエアレンジャーは「スポーツカー」と言える仕上がりです。ウルヴァリンよりも安価に入手できますが、その扱いやすさは引けを取りません。
タイプ | プレチャージ式エアライフル |
メーカー | デイステート |
口径 | 5.5mm |
全長 | 1042mm |
銃身長 | 563mm |
重量 | 3800g |
パワー | 50 ft·lb |
シリンダー容量 | 500 cc |
広告
スポーツカーのような高級エアライフル
特徴的なサムホールグリップ
エアレンジャーの特徴は、銃床に大きく開いたサムホールと呼ばれる穴です。ここに親指を通してグリップを握ることで、一般的なライフルグリップよりも銃を体に密着させて構えることができます。
サムホールグリップは装薬銃の場合、射撃時の反動で銃身が大きく跳ね上がるというデメリットがありますが、エアライフルでは反動がほとんどありません。そのため、サムホールはエアライフルと非常に相性が良いのです。
写真では分かりにくいですが、サムホールの部分には親指をサムホールに通さなくてもグリップを握ることができる「サムレスト」と呼ばれる突起が装備されています。
高級感溢れる仕上がりとサウンド
ストックの仕上げは高級感があり、金属部分は黒色の落ち着いた色合いに仕上げられています。シュラウドが小さいため発射音はやや大きめですが、「パキンッ!」という音は射撃の楽しさを与えてくれるでしょう。
高級品ならではの配慮
エアライフルには「反動がほとんどない」と述べましたが、エアレンジャーには厚めのリコイルパッド(肩当てパッド)が装備されています。これは反動軽減のためではなく、肩へのあたりを心地よくするためです。このような細部にも、高級品としての配慮が行き届いています。
広告
この記事のおすすめ
まとめ記事にもどる
関連記事
あわせて読みたい




空気銃ってどんな銃?エアライフルの種類・仕組みを解説!
ベテランハンターの中には、「空気銃?あれは子供の玩具だよ」と言う人もいます。確かに空気銃は1955年の銃刀法改正まで、許可なしで所持できる玩具でした。しかし、…
あわせて読みたい




『エアライフルハンティングQ&A』バーチャル銃砲店がギモンにお答えします!
私が勤めている銃砲店では、日々お客様より様々なご質問をいただきます。そこでこれまで寄せられたご質問の中から、いくつかをQ&A形式で掲載します。エアライフル選…