‶肉肉しい食感〟がクセになる『シカ肉餃子』の作り方

ジビエ餃子

「シカ肉って『レバーっぽい臭み』や『赤い肉汁』が苦手…」という方は必見!今回は、鹿肉の美味しさを最大限に引き出す、絶品シカ肉餃子をご紹介します。シカ肉初心者さんはもちろん、小さなお子様でも美味しく食べられるおすすめレシピです!

 散弾銃は、粒状の弾(散弾)の発射が一般的と思われがちですが、実際にはスラッグショット(一発弾)と呼ばれる弾頭も多用されています。特に、ライフル銃の所持が難しい日本において、イノシシやシカなどの大型獣の狩猟でスラッグ弾頭は頻繁に用いられますが、その種類や特徴については意外と知られていません。そこで、代表的な5種類のスラッグ弾頭について解説します。

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  1. 材料は、シカ肉、ニラ、白菜、玉ねぎ
  2. 調味料は、酒、醤油、砂糖、オイスターソース
  3. 餃子の皮は、米粉入りがおすすめ
  4. 鹿肉はカタ肉やスネ肉など、スジが多い部位を使う
  5. 餃子は熱した油から焼きはじめ、熱湯を加える

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目次

シカ肉の概念が変わる!絶品餃子

 シカ肉の食べ方で「餃子」がおすすめの理由は、肉kに熱が 〝ゆっくり〟伝わるためです。シカ肉など赤身の強い肉は、強い熱をかけすぎるとレバーのような臭みが発生します。一方、餃子の場合は皮の中で食材が蒸される料理なので、温度と熱をかける速さが、丁度よい塩梅になります。シカ肉の火入れについて詳しくは、下記記事で解説をしています。

シカ肉餃子の材料

 シカ肉は、背ロースやモモ肉よりも、カタ肉やスネといった「固いけど旨味が強い部位」がオススメです。
肉は「シカ100%」でも良いですが、かなり「肉肉した食感」になります。もっとジューシーさが欲しい場合は、イノシシの脂身、または、肉屋さんで「ブタ脂のミンチ」を安く譲ってもらう、もしくは「ラード」を使って調整してください。

  • 鹿肉:200g(肩肉、スネ肉がおすすめ)
  • イノシシ脂(または豚脂ミンチ):100g
  • ニラ(または小ネギ):30g(1/3束)
  • 白菜(またはキャベツ):1/4カット
  • 玉ねぎ:大1個
  • 餃子の皮:適量(米粉入りがおすすめ)

調味料

 調味料は、分量は好みに合わせて調整してください。

  • 酒:小さじ2
  • 醤油:大さじ1(ナンプラーでも可)
  • 砂糖:大さじ1
  • オイスターソース:小さじ1
  • サラダ油:適量
  • ゴマ油:小さじ1

餡を作る

 シカ肉餃子の餡は、作り方自体は豚肉でも変わりはありません。よく餃子を手作りする人は、色々とアレンジをしてみてください。

白菜はコマ切れにして塩で揉んで水気を切る

 白菜は、細かく刻んだ後にたっぷりと塩をまぶし、よく絞って水気を切っておきましょう。塩で揉むことで「しゃきしゃき感」が少なくなり、シカ肉の持つ「肉肉しい食感」が引き立ちます。好みによっては生の白菜を使っても構いません。

ミンチを作る

 シカ肉(&イノシシの脂身)は初めに細かく切っておき、包丁を二本使ってよく叩きミンチにします。一般的に、ミンチには「ミンサー」と呼ばれる器具を使います。しかし、カタ肉やスネ肉はスジが多いため、家庭用のミンサーでは目詰まりを起こしてほとんど使い物になりません。
 器具を使うのであればミンサーではなく「フードプロセッサー」を使いましょう。スジが絡まってカッターの刃がストップしても、すぐに取り除くことができます。

ミンチと野菜を混ぜる

 ミンチができたら、みじん切りにしたニラと白菜、すりおろしたタマネギを加えて、よく練り込んでおきましょう。好みに応じて、ニラは油で炒めておきましょう。生のニラを使うよりも香ばしさがアップします。

調味料を混ぜる

 調味料は、いったん小鍋に入れてから火にかけて、酒のアルコールを抜きましょう。すべてがしっかりと混ざったら、粗熱を取って餡に入れて混ぜ込みます。

餃子を包む

 餡ができたら、餃子の皮に包んでいきましょう。シカ餃子におけるオススメの皮は、米粉入りのタイプです。米粉の入った餃子の皮は、火を通すと「もちもち」とした食感が加わり、肉肉しいシカ肉と相性が抜群です!

餃子を包むのは案外簡単

「餃子の皮を包むのって難しそう」と思われるかもしれませんが、慣れてくればたいしたことではありません。コツは、餡をあまり詰め込まないようにし、皮に余裕を持たせることです。

餃子の包み方

焼くときのために「三日月状の三角形」にする

 皮にヒダを作ると餃子が〝三角形〟になり、焼くときにフライパンの上に立てることができます。最後に三日月状になるよう少し押してあげることで、綺麗に並べることができます。

子供たちも楽しめる

野外で餃子をつつむ

 餃子作りは、子供と一緒に楽しめるのも魅力の一つです。特にキャンプなど、イベントで子供たちに餃子を包む作業を任せると、みんな真剣に取り組んでくれます。

焼き方のコツ

 出来上がった餃子は、フライパンに円状に並べて焼きます。焼き方には少しコツがあるので注意しましょう。

焼くときのポイント

 餃子を焼くときにまず1番大切なのは、油を敷いたフライパンを〝しっかりと温めてから餃子を並べる〟ことです。冷えた状態から餃子を並べると、皮がくっついて敗れてしまいます。

熱湯を加えて蒸し上げる

 餃子にある程度熱が入ったら、100mlの熱湯を注ぎ込み、フタをして蒸し焼きにします。ここで大事なのは、「水」ではなく「熱湯」を使うことです。水を使うとフライパンの温度が下がり、皮が水分を吸ってベチャベチャになります。熱湯であれば蒸発までの時間が短いため、皮が「パリッ!」とした食感になります。
 なお、熱湯を加えるときは、餃子に直接かからないように、円の中心か、鍋肌に沿って入れていきましょう。

おすすめの食べ方

餡に味がついているので、そのままでも美味しくいただけます。 さっぱりと食べたい時は、「酢+塩コショウ」や「ポン酢+ゆず胡椒」がおすすめです。

最後にゴマ油をさっと加える

 水がある程度蒸発したら、フタを開けて蒸気を逃がし、ゴマ油を鍋肌にそって少し加え、再度フタを閉めます。ゴマ油を入れることで、餃子全体に香ばしさがプラスされます。
最後にフタを開けて余分な水分を飛ばしたら、完成です!

鹿餃子は「にくにくしさ」がたまらない!

 鹿肉餃子の魅力は、なんといってもその「肉肉しい食感」です。噛むほどに口の中に広がる鹿肉の旨味は、豚肉や合い挽き肉では味わえません。

付けダレは「酢と白コショウ」

 今回のレシピでは、餡に味がついているので、そのままでも美味しくいただけますが、特におすすめの付けダレは「酢+白コショウ」です。さっぱりとした酢と鹿肉の旨味が絶妙にマッチします。

まとめ

  1. 材料は、シカ肉、ニラ、白菜、玉ねぎ
  2. 調味料は、酒、醤油、砂糖、オイスターソース
  3. 餃子の皮は、米粉入りがおすすめ
  4. 鹿肉はカタ肉やスネ肉など、スジが多い部位を使う
  5. 餃子は熱した油から焼きはじめ、熱湯を加える

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