孤独のジビエ– Author –
孤独のジビエ
自分で捕獲した魚や肉を料理し、お酒と共に食べることを無類の喜びとする食の探訪人。獲ったものはなんでも食べる。
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肉料理
「ハトに始まり、ハトに終わる」。『キジバト肉』は“ジビエの基礎”が詰まっている
狩猟の世界には「ハトで始まり、ハトで終わる」という格言があります。これは「子供のころは空気銃(※)でキジバト撃ちから狩猟に入門し、年を取ったら体力を使わないキジバト撃ちで余生を送る」という意味だそうです(※空気銃での狩猟は昭和33年までは...孤独のジビエ -
肉料理
“旬”を狙え!『ヒヨドリ肉』は尻脂が絶品!
町中を「ヒ~ヨ!ヒ~ヨ!」と大声を上げて飛び回るヒヨドリは、民家の庭や雑木林など比較的身近な場所で見ることのできるターゲットです。このヒヨドリの魅力はなんといっても、旬になるとお尻にでっぷりと乗る皮下脂肪!この脂肪の旨味を知ってしまう...孤独のジビエ -
肉料理
小ぶりな『コガモ肉』は旨味も凝縮
冬の水辺を眺めていると、様々な水鳥が仲良さげに泳いでいます。その中にみられるひときわ小さなカモ…「子鴨かな?」と思われるかもしれませんが、彼らの名前が『コガモ』。カモの子供ではなく、れっきとしたカモの一種です。 コガモってどんな鳥? コ...孤独のジビエ -
肉料理
純国産カモの『カルガモ肉』は、地域によって肉の味わいが変わる
沢山のヒナを連れて歩くカモの親子。『カルガモ』は日本では珍しく渡りをしない「留鳥」(りゅうちょう)と呼ばれるカモです。日本の地で育つカルガモは正真正銘の“純国産”なので、マガモの肉よりもかなり地域性が出るカモ肉です。 カルガモってどんな鳥...孤独のジビエ -
肉料理
カモの王『マガモ』の神髄は、合鴨肉との違いをもって評価すべし
陸鳥の王が「キジ」だとしたら、水鳥の王は『マガモ』で間違いないでしょう。水面から飛び立つマガモを豪快に撃ち落とす猟趣に加え、光り輝くエメラルド色の頭が見目麗しく。さらに、肉質も良く味も美味いのですから非の打ち所がないターゲットです。し...孤独のジビエ -
肉料理
ケミカル臭のキツイ『カワウ肉』は、皮を剥いで濃いめのソースで。
アユなどの養殖魚を食い漁り、さらにその糞は水辺周辺の森林を枯らしてしまう『カワウ』。漁業関係者にとって「最大の敵」ともいえるこの害鳥は、さらに肉にツンとした“ケミカル臭”があるため、肉目的のハンターも好んで捕獲しようとしません。しかしカ...孤独のジビエ -
肉料理
ゴミ集積場を漁るドス黒い『カラス肉』でも、「知らない」ことで”美味しい肉”となる
"Eating crow"(カラスを食べる)とは、日本語で「あまんじて屈辱を受け入れる」という慣用句です。カラス肉に対するネガティブなイメージは全世界共通ということでしょうか。それでは実際のカラス肉とは、はたしてどのような食味なのでしょうか?今回は...孤独のジビエ -
肉料理
『ヤマドリ』は食材を復活させる霊鳥。その者、旨味の衣をまといて金色の出汁に降り立つべし
鳥撃ちハンターの『最高峰のターゲット』と言えばヤマドリで間違いないでしょう。その評価は現在でも変わらず、ヤマドリを獲った写真をSNSにアップすれば、まちがいなく沢山の「イイね」がもらえるはずです。今回は、そんなヤマドリ猟とヤマドリ肉につい...孤独のジビエ -
肉料理
実は古くから食べられてきた『ニホンザル肉』。”秋猿の羹”はスッポンを超える、超・滋養強壮料理
「サル肉を食べる」と聞いた人の中には、「うぇ~、気持ち悪い!」とか、「呪われそう!」とか、批判的な意見を持たれる方も多いと思います。しかし、食材としてのサル肉は、世界的に見てもそれほど珍しい食材ではありませんし、日本でも近世まで猿食(...孤独のジビエ -
肉料理
【超簡単】プロ猟師が教える『絶対に失敗しない鹿肉の調理法』オススメ5選【超美味】
鹿肉といえばローストが絶品なのですが、いつもいつもローストばかりでは飽きてしまいます。ううむ、もっと簡単に美味しい鹿肉料理はないものか?そこで今回は、プロの猟師がオススメする『鹿肉の簡単で美味い調理方法』をご紹介したいと思います。猟師...孤独のジビエ