銃を長く良好な状態を保つためには、メンテナンスが欠かせません。しかし、一言に「メンテナンス」と言っても、その方法はさまざまです。そこでこの記事では、散弾銃やライフル、エアライフルのメンテナンス方法についてまとめます。
目次
散弾銃のメンテナンス
銃身清掃
狩猟や射撃後に行う『日常メンテナンス』では、主に銃身内と外部の清掃を行います。散弾実包のみを発射する場合は、銃身内に鉛が付着することがないため、鉛取り作業は不要です。そのため、清掃作業自体は数分もあれば完了します。
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【その1】『散弾銃』の日常メンテナンス ~銃身の清掃・外部の清掃~
散弾銃に限らず、銃を扱う際に最も基本となるメンテナンスが、銃身内と外部の清掃です。特に狩猟や射撃の後には、この清掃作業を欠かさず行うことが、銃を長持ちさせ…
機関部清掃
『定期メンテナンス』は、機関(レシーバー)内部にあるトリガーユニットやボルトユニットなどを取り外して、脱脂洗浄・注油を行います。頻繁に行う必要はありませんが、長期間銃を扱わなかったり、「猟期の終わり」といった区切りごとに行うようにしましょう。
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【その2】『散弾銃』の定期メンテナンス ~機関内部の洗浄~
「定期メンテナンス」では、銃の機関部を分解し、内部のパーツを洗浄・点検します。これは「日常メンテナンス」と異なり、射撃や狩猟のたびに行う必要はありませんが、…
ライフル銃のメンテナンス
ライフル銃のメンテナンス方法は、人によって色々な考え方があり、使用する道具や方法が異なります。
『プロ猟師』が教えるライフル銃のメンテナンス方法
プロ猟師の「りょう」さんが行う、ライフル銃のメンテナンス方法です。非常に簡単な方法ですが、これでも年間200頭以上捕獲する実績を持ちます。
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「道具より腕」という言葉があります。「当たらない理由を道具のせいにするのではなく、腕を磨け」という意味ですね。確かに、射撃の上達は腕を磨くことが何よりも重…
空気銃のメンテナンス
エアライフルのメンテナンスは、基本的にはクリーニングペレットを射撃後に通す程度で十分です。逆に、ワイヤブラシで銃身内を清掃したり、有機溶剤を使って清掃をしたりすると、銃が故障する原因となるので注意しましょう。詳しくは下記記事の『メンテナンス』の項目をご覧ください。
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