
ベレッタAL391は、イタリアのベレッタ社が開発した、マグナム弾から弱装弾まで、あらゆる装弾に対応できる汎用性の高い半自動散弾銃です。ガス排出機構の導入により、反動を抑えながら様々な弾薬を使用できることが特徴です。
タイプ | 半自動式散弾銃(ガスオペレーション式) |
メーカー | ピエトロ・ベレッタ |
製造年 | 1999年 - 現行 |
中古相場 | 12万円 ~ |
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汎用性の高い半自動散弾銃
ベレッタAL391は、1999年にイタリアの大手銃器メーカー、ピエトロ・ベレッタ社から発売された半自動式散弾銃です。
従来の半自動式散弾銃は、実包の火薬量が多いと反動が強くなりすぎるという問題がありました。そこでAL391では、火薬量が多い実包を使用した場合、自動的に余分なガスを排出する機構が取り入れられました。
これにより、マグナム弾から弱装弾まで、どのような装弾でも発射できる高い汎用性を実現し、人気を集めました。
ウリカとテクニス

AL391には、初期型のウリカと後期型のテクニスの2種類があります。ウリカはAL390のクラシックなデザインを継承しており、スタンダードモデルと彫金が施されたゴールドモデルがあります。ゴールドモデルは金細工で鳥のデザインが施されています。2002年にはウリカの改良モデルとして、ウリカ2エクストリーマが発売されました。

テクニスは、特殊な表面仕上げと繊細な彫金が施されています。テクニスにも、スタンダードモデルと高級ウォールナッツ木材を使用したゴールドモデルがあります。ゴールドモデルには、機関部から銃床にかけて涙型に伸びるデザインが施されています。
改良型のA400シリーズ

2012年頃には、AL391をベースに開発されたA400シリーズが誕生しました。A400では、アルミ合金レシーバーや、発射時のブレを最小限に抑える特殊設計ステンレス銃身など、多くの改良が加えられています。
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