FXエアガンズ ストリームライン

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銃紹介

タイププレチャージ式
メーカーFXエアガンズ
口径5.5mm
全長1075mm
銃身長500mm
重量(シンセティック)2600g(ウッドモデル)2700g
パワー35 ft·lb
解説 FXエアガンズのエアライフルの多くは、不朽の名銃であるサイクロンから様々な形で派生している。そして、このストリームラインもまた、サイクロンの系譜を継ぐプレチャージ式エアライフルだ。
 サイクロンからの大きな変更点はシュラウドバレルへの換装や、サイドレバー方式の採用、レギュレータ搭載など多岐にわたるが、特筆すべきは弾倉の許容量が8発に変更された点である。
 従来のFXエアガンズ性マガジンは許容量11発の自転式マガジンだったが、機関部に装着すると上部がモッコりと出てしまっていた。こうなると、スコープは干渉を防ぐために背の高いマウントリングが必要になるため、必然的に照準線が高くなってしまう。
 もちろん高い照準線を好む人であれば気にならないと思うが、仕様のせいでユーザーに制約が課されるというのは優れたデザインとは言えない。特に日本仕様のマガジンは5発しか入れられないため、パテで埋められた6発の部分は”無駄な”面積と言える。日本人はまったく無意味な仕様により、背の高いマウントリングの装着が強制されていたというわけだ。
 このような変更が加えられた理由には、日本の大手銃商社「トウキョウジュウホウ」がFXエアガンズ社と独自に交渉したことも大きく関係している。そのため、日本で流通しているストリームラインは世界仕様と微妙に異なる設計が盛り込まれている。いわゆるローカルチェンジモデルである。
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この記事を書いた人

東雲 輝之のアバター 東雲 輝之 株式会社チカト商会代表取締役・ライター・副業猟師

当サイトの主宰。「狩猟の教科書シリーズ」(秀和システム)、「初めての狩猟」(山と渓谷社)など、主に狩猟やキャッチ&イートに関する記事を書いています。子育てにも奮闘中。

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