スリングスイベル(Sling swivel)

スリングスイベル(負い環)は、スリング(負い革)を銃に装着するための部品です。スリングスイベルは、通常、銃床にネジ止めして取り付けますが、銃床に穴を開けずに取り付けられるタイプもあります。

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スリングの取り付け方

スイベルシステム

 セミオート散弾銃やライフル銃にスリングを取り付ける場合は、通常、スイベルスタッドと呼ばれるネジを銃床に埋め込み、そこにスリングスイベルを取り付けます。
 エアライフルでは銃床が薄いため、ネジを埋め込むと破損する可能性があります。そのため、エアシリンダーにクランプで固定するタイプのスタッドが用いられます。

スイベルスタッドが必要ない例

フィクスドスタッド型のスリング

 銃床に穴を開けたくない場合は、フィクスドストック型スリングがおすすめです。このタイプは、銃床をスリングで包み込むようにして固定するため、銃床にスイベルを取り付ける必要がありません。

アクセサリーレールがある場合の取り付け

アクセサリレールにスリングを取り付ける

 アクセサリーレールが取り付けられている場合は、アクセサリーレールスイベルを取り付けます。アクセサリーレールは一般的にピカティニーレールで作られています。購入前に規格が合致するかどうかを確認しましょう。

マグプル

 レミントンM870の所持者の中には、アメリカの銃器メーカーマグプル社の銃床に換装する人もいます。このシンセティック銃床は側面にスリングを取り付けるスイベルが標準装備されています。
 

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