ミロク 7000SP

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銃紹介

ミロク7000SP
タイプ上下二連式散弾銃
メーカーミロク製作所
製造年1990年代 - 現行(?)
中古相場17万円 ~
解説 ミロク7000SPは、1992年ごろにミロク製作所が開発した上下二連式散弾銃。しばしば銃砲店では『ニッサンミロク7000SP』と名札がかけられているが、これはミロク製作所の元販売会社のニッサンミロク社から発売されていたためであり、ミロク7000SPと同じものである。
 7000SPの”SP”は”スポーツ”の略であり、その名の通りクレー射撃に特化した造りになっている。他のモデルとの大きな違いは交換型チョーク・可変型チークパッドなどが採用されている点で、トラップ・スキート・ラビットなど、この一挺であらゆる競技に対応できるようにできている。
 7000SPにはミドルグレードのG.1とハイグレードのG.3があり、グレードが上がるとトリガーシステムや機関部の造りが精密になり、銃床の材質も高級になる。また、7000SPにはRP(リムーバブルプレートシステム)と呼ばれるグレードもあり、好みに応じて2種類のサイドプレートを付け替えることができる。
 オールマイティーに活用できることは、プロシューターにとってはどっちつかずな特徴になってしまうが、趣味で色々な射撃を楽しみたいファンシューターにとっては、魅力的なモデルだといえる。
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この記事を書いた人

東雲 輝之のアバター 東雲 輝之 株式会社チカト商会代表取締役・ライター・副業猟師

当サイトの主宰。「狩猟の教科書シリーズ」(秀和システム)、「初めての狩猟」(山と渓谷社)など、主に狩猟やキャッチ&イートに関する記事を書いています。子育てにも奮闘中。

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