シャープチバ エースハンター

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銃紹介

エースハンター
タイプマルチレベルポンプ式エアライフル
メーカーシャープ・チバ
製造年1982年 - 2015年
口径4.5 / 5.0 / 5.5 mm
全長990mm
銃身長600mm
重量2850g
パワーポンプ8回で12ft·lb
中古相場4万円 ~
解説 エースハンターは、1982年に山梨県の株式会社シャープライフルから発売された、マルチレベルポンプ式エアライフルである。シャープライフル社は、1950年代に設立されたスポーツ用銃器メーカーで、2001年からは有限会社シャープチバとして、狩猟モデルも含めたエアライフルの製造を行っていた。
 エースハンターは、1960年代にアメリカ・クロスマン社製のホーソーンM140を参考に開発された『シャープパンターゲット』のフルモデルチェンジである。狩猟用モデルとしてリリースされたエースハンターは、競技用モデルの『エースターゲット』と、その軽量化モデルの『エースイノバ』と共に、高い命中精度と十分な威力を持つことから国内外で高い評判を受け、エースシリーズはマルチレベルポンプ式エアライフルの代表的存在として世界中で販売されていた。
 シャープチバ社は2015年に廃業したため、現在国内に残っているのはすべて中古である。しかしシャープ社製エアライフルのメンテナンスや修理などは複数の国内銃砲店が請け負っており、未だに現役で扱えるエアライフルである。また北海道の銃工房・近江屋では、シャープ社製エアライフルの修理だけでなく、パワーのチューンナップなどのカスタマイズも請け負っている。さらに中国の銃器メーカー・ノリンコのドイツ法人ノリンコニアでは、『ノリンコニアP1』と呼ばれるコピー商品が2016年まで生産されていた。
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この記事を書いた人

東雲 輝之のアバター 東雲 輝之 株式会社チカト商会代表取締役・ライター・副業猟師

当サイトの主宰。「狩猟の教科書シリーズ」(秀和システム)、「初めての狩猟」(山と渓谷社)など、主に狩猟やキャッチ&イートに関する記事を書いています。子育てにも奮闘中。

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