猟銃・空気銃– category –
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視差(Parallax)
視差(パララックス)とは、照準器を覗き込む角度によって、レティクルと標的の位置がずれて見える現象です。視差が発生すると、レティクルの中心に標的を合わせて射撃しても、弾着点がズレてしまいます。 視差の原理 スコープには、『標的の像を結ぶ面... -
FFP/SFP(Firts Focal Plane / Second Focal Plane)
FFP/SFPは、スコープ内部のレティクルが配置されている面の位置を指します。FFP(第一焦点面)タイプのスコープでは、倍率を変更するとレティクルのサイズも一緒に変化します。一方、SFP(第二焦点面)タイプのスコープでは、倍率を変更してもレティクル... -
フォーカス(Focus)
フォーカス(しぼり)は、スコープを覗いた際に、目標物とレティクルのピントを合わせる機能です。これは、単に見えやすくするためだけでなく、視差(パララックス)を補正する目的もあります。 フォーカスの目的 スコープ内部には、レティクル面と像... -
チューブ径(Tube diameter)
チューブ径とは、スコープの胴体部分の直径のことを指します。この部分にマウントリングを取り付けて銃と固定するため、使用するマウントリングはスコープのチューブ径に適合するサイズを選ぶ必要があります。 1インチと30mm チューブ径には主に、1... -
倍率(Magnify)
倍率は、光学機器を通して見たときに、肉眼で見た場合と比べてどれくらい大きく見えるかを示す数値です。例えば、10倍のスコープで1000m先の物体を見た場合、その物体は肉眼で100mまで近づいて見たときと同じ大きさに見えます スコープの倍率 狩猟用ス... -
ひとみ径(Exit pupil)
ひとみ径(射出瞳径)は、接眼レンズから少し離れた位置から見たときに、レンズ内部に見える光の円の直径のことです。ひとみ径が人間の瞳孔よりも小さいと、目に入る光の量が制限されるため、像が暗く見えてしまいます。 ひとみ径とは ひとみ径は、「... -
アイレリーフ(Eye relief)
アイレリーフは、全視野をケラレなく見ることができる、接眼レンズから目までの適切な距離のことです。一般的に装薬銃に使用されるスコープのアイレリーフは、100mm程度です。 アイレリーフとは スコープなどの光学機器では、覗き込む位置が接眼レンズ... -
視野(Field of View)
視野(FoV)は、光学機器で像を捉えることのできる範囲を示します。スコープで言うと、ファインダーを覗いた時に見える風景の範囲であり、高倍率ほどFoVは狭くなっていきます。 FoVとは スコープのように倍率を変化させることができる光学機器では、視野(... -
対物レンズ有効径(Effective diameter of the objective lens)
対物レンズ有効径とは、スコープ等の光学機器に取り付けられた対物レンズの内径を指します。対物レンズは、大きければ大きいほど取り込める光が多くなり、鮮明な像を得られます。ただし、大きい対物レンズは重量が重くなり、価格も高くなる傾向がありま... -
弾道落下補正(Bullet Drop Compensator)
BDC(弾道落下補正)は、弾道の落下量を視覚的に表示したレティクルです。水平線を落下量0mとし、その下に距離に応じた弾道落下量を示すドットが配置されています。 弾道落下補正とは 弾道落下補正機能を持つレティクルは、クロスヘアの下に複数のドッ...