銃の知識– category –
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ストッピングパワー(Stopping Power)
ストッピングパワー(ノックダウンパワー)は、弾丸が命中した際に、標的の行動を停止させる能力を数値化したものです。ただし、これはあくまでも指標であり、実際に標的を停止させるには、獲物の種類、命中部位、個体差など、様々な要素が影響します。... -
ショットカウント(Shotcount)
ショットカウント(ショットパーフィル(S/F))は、プレチャージ式空気銃において、『1回のエアチャージ』に対して『何発まで十分な精度の射撃ができるか』を示す用語です。一般的に、エアシリンダーの容量が大きいほどショットカウントは大きくなりま... -
ガンロッカー(Gun Locker)
ガンロッカーは、銃砲を自宅で保管するために必要な、公安委員会が定めた基準を満たした特殊なロッカーです。一般的な衣装用ロッカーとは異なり、銃砲を安全に保管するための厳格な基準が設けられています。 ガンロッカーの構造 ガンロッカーは、以下の... -
レンジファインダー(Range finder)
レンジファインダーは、目標物までの距離を測定する光学機器です。正確な射撃を行うには、標的までの距離を把握し、弾道の落下量(ドロップ)を考慮して照準を調整する必要があります。レンジファインダーは、この距離測定に役立ちます。 レンジファイン... -
スポッティングスコープ(Spotting Scope)
スポッティングスコープは、高倍率の望遠鏡です。射撃場で標的に命中した弾痕の位置やグルーピングを確認する際に使用します。 スポッティングスコープの用途 スコープのゼロイン調整では、数発射撃して弾痕を確認し、エレベーション調整ノブ(上下)... -
スリングスイベル(Sling swivel)
スリングスイベル(負い環)は、スリング(負い革)を銃に装着するための部品です。スリングスイベルは、通常、銃床にネジ止めして取り付けますが、銃床に穴を開けずに取り付けられるタイプもあります。 スリングの取り付け方 セミオート散弾銃やライ... -
スリング(Sling)
スリング(負い革)は、銃を肩や背中に担いで持ち運ぶ際に使用する紐です。車での移動が多い流し猟では必要性は低いですが、徒歩で猟場を移動する巻き狩りや忍び猟などの場合は、スリングをつけておいたほうが良いでしょう。 スリングの種類 銃のスリ... -
視差(Parallax)
視差(パララックス)とは、照準器を覗き込む角度によって、レティクルと標的の位置がずれて見える現象です。視差が発生すると、レティクルの中心に標的を合わせて射撃しても、弾着点がズレてしまいます。 視差の原理 スコープには、『標的の像を結ぶ面... -
FFP/SFP(Firts Focal Plane / Second Focal Plane)
FFP/SFPは、スコープ内部のレティクルが配置されている面の位置を指します。FFP(第一焦点面)タイプのスコープでは、倍率を変更するとレティクルのサイズも一緒に変化します。一方、SFP(第二焦点面)タイプのスコープでは、倍率を変更してもレティクル... -
ゼロイン(Zeroing)
ゼロイン(または「サイティングイン」)とは、照準器を覗いたときの中心(照準線)と、実際に弾丸が飛んでいく軌道(弾道)が交わるまでの距離のことです。このゼロインを、想定する標的(獲物)との距離に合わせることで、実際の射撃時に弾道の落下(...