孤独のジビエ– Author –

自分で捕獲した魚や肉を料理し、お酒と共に食べることを無類の喜びとする食の探訪人。獲ったものはなんでも食べる。
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How to 鳥の下処理 ~ 腸抜き・羽毟り・熟成 ~
狩猟で捕獲した鳥を食べるためには、腸抜きや羽毟りなどの下処理が必要です。本記事では、マガモやキジなどの大型鳥と、ヒヨドリやキジバトなどの小鳥に分けて、下処理の方法について詳しく解説します。 この記事の『まとめ』を見る カモやキジは捕獲後... 孤独のジビエ -
「ドブ臭い」と酷評される『キンクロハジロ』も、個体によってはシンプルに美味い
数多くいる狩猟鳥獣の中で、「まずい」と評価されることが多いのがキンクロハジロです。確かにキンクロハジロの肉には独特のクセ……言い換えれば「ドブ臭い」と感じる場合もあります。しかし、ジビエの味わいには個体差があり、一概に評価できないことを... 孤独のジビエ -
独特のクセを持つ『ハシビロガモ』の肉。言うなれば〝魚の干物風味〟
カモの群れの中に、ひときわ背が低く平べったいシルエットを見かけたら、それはハシビロガモで間違いありません。判別しやすく捕獲も容易なターゲットですが、その肉には〝魚肉〟のような不思議なクセがあります。 この記事の『まとめ』を見る 平べった... 孤独のジビエ -
初心者でも捕獲できる『ホシハジロ』の肉は、クセが強くて料理上級者向き
警戒心が低いホシハジロは、狩猟において捕獲しやすいターゲットです。しかし、その肉には独特のクセがあるため、上手く料理するためには、かなりの料理センスが求められます。 この記事の『まとめ』を見る ごま塩柄の羽と、赤い目、灰色の横線が付いた... 孤独のジビエ -
鴨界のイケメン『オナガガモ』の肉は、味わいもスタイリッシュ
水鳥たちが群れる中に、ひときわ目を引く長い尾羽を持つカモ。それがオナガガモです。スタイリッシュな見た目から、鴨界きっての〝イケメン〟とも呼ばれているオナガガモは、狩猟においてもマガモやカルガモに次ぐ人気のターゲットです。 この記事の『ま... 孤独のジビエ -
「ハトに始まり、ハトに終わる」。『キジバト』は〝ジビエの基本〟が詰まっている
狩猟の世界には「ハトで始まり、ハトで終わる」という格言があります。これは「子供の頃は空気銃でキジバト撃ちから狩猟に入門し、年を取ったら体力を使わないキジバト撃ちで余生を送る」という意味だそうです。このようにキジバト猟は初心者からベテラ... 孤独のジビエ -
騒がしい小鳥の『ヒヨドリ』は、〝尻脂〟が乗る旬を狙え!
町中を「ヒ~ヨ!ヒ~ヨ!」と鳴きながら飛び回るヒヨドリは、民家の庭や雑木林など、身近な場所で見かけることができる身近な鳥です。ヒヨドリの魅力は、旬になるとお尻につく皮下脂肪。その旨味を知ると、ヒヨドリの評価は「騒がしい小鳥」から「美味... 孤独のジビエ -
小ぶりな『コガモ』は、燻製で旨味を凝縮させることで絶品になる
冬の水辺で仲睦まじく泳ぐ水鳥たちの中に、ひときわ小さな姿を見かけることがあります。「子ガモかな?」と思われがちですが、その名はコガモ。カモの子供ではなく、れっきとしたカモの一種です。 この記事の『まとめ』を見る コガモの体長はマガモの半... 孤独のジビエ -
〝純国産カモ〟の『カルガモ』は、地域によって肉の味わいが変わる
沢山のヒナを連れて歩くカモの親子。カルガモは、日本では珍しく渡りをしない「留鳥」と呼ばれるカモです。カルガモの肉質は、日本の地で生まれて育った〝純国産〟です。しかしその分、地域差が出やすい肉質だとも言えます。 この記事の『まとめ』を見る... 孤独のジビエ -
カモの王『マガモ』の神髄は、合鴨肉との違いをもって評価すべし
陸鳥の王がキジなら、水鳥の王はマガモと言えるでしょう。水面から飛び立つマガモを豪快に撃ち落とす猟の面白さ、エメラルド色に輝く美しい頭部、そして美味しい肉質と、非の打ちどころがないターゲットです。 この記事の『まとめ』を見る カモの中のカ... 孤独のジビエ