目次
銃紹介
タイプ | 手動式散弾銃(ポンプアクション) |
メーカー | (M1200)オリン・マシソン・ケミカル (M1300)U.S.リピーティングアームズ |
製造年 | (M1200)1964年 – 1981年 (M1300)1978年 - 2006年 |
中古相場 | 10万円 ~ |
解説 | ウィンチェスターM1200は、1968年にウィンチェスター社の西部事業部であったオリン・マシソン・ケミカル社が開発したポンプアクション式散弾銃。前モデルのウィンチェスターM1912を、軽量かつ安価に製造できるよう改良を施し、M12と同様に狩猟用途のみならず、アメリカ軍や警察、ホームディフェンス用として幅広く利用されていた。 M1200の特徴は、銃身の先端(チョーク)がネジ止め式になっており、猟場によってチョークを交換(例えば、獲物が遠い猟場ではフルチョーク。獲物との距離が近い猟場ではモデチョーク・・・など)ができることである。『Winチョーク』と名付けられたこの仕組みは、のちに「交換チョーク方式」として様々な散弾銃に採用されていった。 M1200はM12やイサカM37と同様にコンバットモデルがある他、ニッケルメッキが施されたポリスカスタムや、廉価版のM120など、およそ39種類のバリエーションがある。なかでも各種改良を加えたM1300は、ポンプアクション式散弾銃の代表的存在・レミントンM870に匹敵するベストセラーとなった。M1200シリーズは2006年にライセンスを握っていたU.S.リピーティング・アームズ社が倒産したことで廃盤となったが、後にベルギーのFNハースタル社が商標権を購入し、2010年にはM1300のフルモデルチェンジ、ウィンチェスターSXPとして復活を果たした。 |
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