日曜日の朝5時。
目が覚めてスマホを確認すると、新宮に設置していた箱罠の発信機から「捕獲」の通知が届いていました。ようやくターゲットがかかったぞ!!
いそいそと準備を済ませ、朝6時に箱罠の現場へ到着。
そこで私が目にした衝撃の光景とは!!
……って、扉が閉まっていない!?!?
また発信機のワイヤーが落ちただけの誤作動か?と思いきや、箱罠の中の撒き餌は綺麗サッパリ平らげられています。
しかも、トリガーとなるつっかえ棒は豪快に蹴り飛ばされている状態。
それなのに、一体なぜ扉が落ちていないんだ?
不思議に思って細部を確認してみると、トリガーと落とし扉を繋ぐアームの連動がうまくいかず、扉が途中で引っかかって止まっていることが判明しました。
や、やらかした〜〜。
一応、箱罠を現場に設置した段階で何度も作動チェックを行い、スムーズに扉が落ちることは確認していたはず。
一体何が原因で不発に終わったのか、モヤモヤした気持ちを抑えつつ一旦帰宅しました。
しかし怪我の功名というべきか、この日はちょうどハンターズキャンプの「罠シェア」メンバーが集まる予定の日。
そこで、参加した仲間たちと一緒に改めて現場検証を行うことにしました。
扉が引っかかるパーツの可動部を、角度や荷重など様々な条件に変えて徹底調査。
その結果、アームを支える塩ビ管が歪んでおり、特定の力のかかり方をした時だけ不発を起こすという絶妙な故障を発見しました。
いやはや、仲間がいるというのはなんと心強いことでしょうか!
私一人だけだったら「ええい、理由がわからん!」と頭を抱えて諦めていたかもしれませんが、複数の視点が入ることで、隠れたトラブルが浮き彫りになりました。
さて、今回は惜しくも捕獲失敗となりましたが、まだチャンスは十分にあります。
通常、箱罠というのは一度「バシャーン!」と扉が閉まってしまうと、周囲で見ていた獲物が警戒して学習するため、しばらく現場を寝かせるクールダウンの時間が必要になります。
しかし今回は不幸中の幸いで、扉は閉まっていません。
つまり獲物からすれば、「中の棒を蹴っ飛ばしたけど、何も恐ろしいことは起きなかった」と学習している状態。
そのため、近いうちに必ずまた中へ入ってきますし、躊躇なくトリガーに触れる確率も極めて高い。
仕掛けの歪みもしっかり修復完了。
数日以内には確実に捕獲してみせると、決意を新たにした日曜の朝でした。




