ライフルの教習射撃用に購入した「308ウィンチェスター弾」。
このライフル弾は、北大西洋条約機構(NATO)に採用されている「7.62×51mm NATO弾」の元になった弾でもあります。
冷戦時代、西側諸国が大量にこの弾を作ったため、適合する銃も大量に出回り、それら軍用ライフルが民間に払い下げられました。
その結果、現在、狩猟用ライフル銃には、この「308ウィンチェスター弾」を使うことが多くなっています。
余談ですが、この弾よりも前に主流だったのは「30-06スプリングフィールド弾」という弾でした。この弾も、もともとは第一次・第二次世界大戦時に大量生産され、その放出品が狩猟用として出回ったという経緯があります。
また、今では所持する人はほとんどいませんが、旧東側諸国製のライフル銃には「7.62x39mm弾」という弾が使われます。
これは、かの有名な(そして悪名高い)「AK-47」と同じ弾。
日本では「ルガー・ミニ30」という軽量なライフル銃が、この弾を使用します。
元から狩猟用として発展してきた散弾銃とは異なり、軍用として発展してきたライフル銃は、戦争の歴史と切っても切れない関係があるのです。
さて、博多銃砲店でこの308ウィンチェスター弾を40発購入しました。
ちょっとした世間話を済ませて、いざお会計へ。
そして、レジに表示された金額を見て驚愕!
「えっ、1万5千円!?」
1発あたり400円!?
308って1発「250円」ぐらいだったような……?
聞く話によると。
近年、銃弾や火薬の値段が異常に高騰しており、ここ数年でなんと値段が倍になっているとのこと。
この背景には記録的な円安に加えて燃料費の高騰。
さらに、輸入元であるアメリカでは治安不安が急速に進み、「ホームディフェンス(自己防衛)用の銃器・実弾需要」が爆発的に高まり、値段が跳ね上がっているのだそうです。
いやはや‥‥‥世界情勢の影響をもろに受けていることを痛感させられます。




