照準器– category –
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水準器 (Level gauge)
水準器(レベルゲージ)は、液体で満たされた管の中の気泡の位置で、物体の傾きを測定する器具です。スコープを銃に取り付ける際、銃身とスコープが水平になっているかを正確に確認するために使用します。 水準器の使い方 水準器は、物体が水平な状態... -
マウントリング(Mount Ring)
マウントリングは、銃に取り付けられたマウントベースにスコープなどの照準器を固定するための器具です。照準器とマウントベースの規格によって、適切なマウントリングが異なります。 マウントリングとは マウントリングは、スコープのチューブを固定... -
ピカティニーレール(Picatinny rail)
ピカティニーレールは、銃にスコープ、フラッシュライト、バイポッド、レーザー照準器など、様々なアクセサリーを取り付けるためのマウントベースです。アメリカのピカティニー・アーセナルで開発され、主にアメリカ軍の装備品に採用されています。 ピカ... -
ウィバーレール(Weaver rail)
ウィバーレールは、1930年にスコープ開発の権威であるウィリアム・ラルフ・ウィバーによって開発されたマウントベースの規格です。よく似た規格にピカティニーレールがありますが、これはウィバーレールを改良したものです。 ウィバーとピカティニーの違... -
ドブテールレール(Dovetail rail)
ドブテールレールは、銃にスコープやアイアンサイトなどの照準器を取り付けるマウントベースの規格の一種です。レール断面は逆ハの字型をしており、その形状が「鳩の尾(Dove Tail)」に似ていることから、この名前が付けられました。 ドブテールレール... -
フォーカス(Focus)
フォーカス(しぼり)は、スコープを覗いた際に、目標物とレティクルのピントを合わせる機能です。これは、単に見えやすくするためだけでなく、視差(パララックス)を補正する目的もあります。 フォーカスの目的 スコープ内部には、レティクル面と像... -
チューブ径(Tube diameter)
チューブ径とは、スコープの胴体部分の直径のことを指します。この部分にマウントリングを取り付けて銃と固定するため、使用するマウントリングはスコープのチューブ径に適合するサイズを選ぶ必要があります。 1インチと30mm チューブ径には主に、1... -
倍率(Magnify)
倍率は、光学機器を通して見たときに、肉眼で見た場合と比べてどれくらい大きく見えるかを示す数値です。例えば、10倍のスコープで1000m先の物体を見た場合、その物体は肉眼で100mまで近づいて見たときと同じ大きさに見えます スコープの倍率 狩猟用ス... -
ひとみ径(Exit pupil)
ひとみ径(射出瞳径)は、接眼レンズから少し離れた位置から見たときに、レンズ内部に見える光の円の直径のことです。ひとみ径が人間の瞳孔よりも小さいと、目に入る光の量が制限されるため、像が暗く見えてしまいます。 ひとみ径とは ひとみ径は、「... -
アイレリーフ(Eye relief)
アイレリーフは、全視野をケラレなく見ることができる、接眼レンズから目までの適切な距離のことです。一般的に装薬銃に使用されるスコープのアイレリーフは、100mm程度です。 アイレリーフとは スコープなどの光学機器では、覗き込む位置が接眼レンズ...