セミオートマチック（Semi-Automatic）
セミオートマチック（自動装填機構）は、弾倉から自動的にペレットを薬室に装填する仕組みです。引き金を引く・戻すの操作で発射できるため、ボルトアクションやレバーアクションと呼ばれる手動装填機構に比べて連射速度が速くなります。なお、引き金を引きっぱなしで弾を発射する機構はオートマチック（連続自動撃発式）と呼ばれており、日本ではこの機構が搭載された銃を所持することは禁止されています。
セミオートマチックの仕組み
セミオートマチックの仕組みは主に２種類あり、火薬が燃焼して発生するガスの余圧を利用したガスオペレーション式、射撃の反動を利用したリコイルオペレーション式に分けられます。リコイルオペレーション式はさらに、ショートリコイル、ロングリコイル、イナーシャオペレーション（慣性利用方式）などがあり、銃の種類やメーカーによって細かな仕組みが違います。エアライフルで使用されるセミオートマチックの仕組みは、ほぼすべてがガスオペレーション式になります。
エアライフル用語集
