プロフェットⅡ
プロフェットは、2019年にアメリカで開催されたEBR（エクストリームベンチレスト競技会）において、75ヤード部門で”歴代最高”の点数を獲得したPCPエアライフルです。
この改良モデルであるプロフェットⅡは、バレルや機関部に大きな改良が加えられています。特に注目すべきはプレナム（高圧を保持しておく部分）とバルブシステムの変更で、ストライカーがバルブを叩いてからわずか”1ミリ秒”で射出圧が最大出力に達します。これによりプロフェットⅡでは、ペレットを瞬時に・効率的に加速させることができるため、高い精密性・パワーと、持久力（1回のエアチャージにおける最大射出回数）が向上しています。
カタログスペック
| モデル |
プロフェット | プロフェットⅡ |
| メーカー | RTIアームズ | |
| タイプ | プレチャージ式 | |
| コッキング方式 | サイドレバー（左ハンドル固定） | |
| 弾倉タイプ |
丸型脱着式 5連装 |
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| 口径 | ||
| 全長 |
835mm |
|
| 銃身長 |
510mm（4.5mm口径） |
|
| 重量 | 3.20 kg（4.5mm口径） 3.30 kg（その他の口径） |
|
| マズルエネルギー |
18.3 ft/lbs（4.5 mm） |
37 ft/lbs（4.5 mm） 66 ft.lbs（5.5 mm） 74 ft.lbs（6.35mm） 100 ft.lbs（7.62mm） |
| シリンダー容量 | 500 cc （最大蓄圧は300気圧） | |
| トリガーシステム |
2ステージアジャスタブルトリガー |
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| 銃床形状 | ||
| 銃床素材 |
ネイキッド |
|
| 照準器マウントベース | ピカティニーレール | |
| アクセサリーマウント | ピカティニーレール | |
| エアレギュレータ | 80～200Bar 可変レギュレータ | |
| 銃身 | シュラウドバレル 銃身交換可能 |
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| 定価（税込） |
￥460,000 |
￥535,000 |
前モデル
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機能紹介
80～200Bar 可変レギュレータ
プロフェットには、RTIアームズ社が開発したレギュレータが装備されています。このレギュレータは200気圧まで対応しているため、狩猟用のヘビーペレットであっても安定した速度で撃ち出すことが可能です。
RTIアームズ社のレギュレータは、六角レンチ1本で調整可能です。ご自身の狩猟スタイルに合わせて調整を行ってください。
参考
動画の21:30ごろから、レギュレータによる弾速の安定化に関する検証があります。
銃身交換システム
プロフェットの銃身と本体を繋ぐ部分は、4.5mm、5.5ｍｍ、6.35mm、7.65mm、のどの口径でも共通となっています。そのため、替え銃身を持っていれば、1丁のプロフェットで弾径の異なるペレットを射出することが可能です。
この替え銃身は、オプションとして販売されています。なお、日本で替え銃身を所持する場合は所持許可証への記載が必要となるので、忘れずに申請をお願いします。
ペレットの銃身は 1/2″ ユニファイネジのキャップで閉じられているため、取り外しが簡単です。国内ではバレル外し道具が替え銃身とセットになっているため、自宅で取り換えることが可能です。
スリングショットシステム
プロフェットの引き金は、ファーストステージ（しぼりきる距離）と、セカンドステージ（ハンマーが落ちる重さ）の2種類を調整できます。
これらは本体側面のネジを回すことで簡単に調整可能で、セカンドステージは最低200g（※）まで軽くすることができます。
（※軽すぎる引き金は暴発の危険性が高くなるので、調整は十分射撃に慣れたうえで行ってください）
スコープ・アクセサリーマウントレール
本体には、上部に長さ170mmのスコープマウントベースと、下部にアクセサリーレールが標準装備されています。レールの規格はどちらもピカティニーレールなので、バイポッドや最先端の光学機器を取り付けることができます。
一般的なエアライフルにおけるスコープマウントは、11mmドブテールと呼ばれる規格になっています。そのため、すでにエアライフルをお持ちの方でスコープの載せ変えをご検討の方は、ピカティニーレール用マウントアダプタをご用意ください。
リバーシブルデザイン
プロフィットのマガジンは、左右どちらからでも挿入することができます。そのため、左利きの方であっても、マガジンの交換を楽に行えます。
モニターレビュー
このエアライフルに関する、 国内レビュー と、 海外レビュー をご紹介します。
国内レビュー
皆様のレビューをお待ちしております。
海外レビュー
私たちはついに、あの最新型エアライフル『プロフェットⅡ』の実機を入手しました！
メーカーから発表されている、前モデル（プロフェット）との大きな違いは以下の通り。
① 44→70㏄に大容量化されたプレナムを含むブリーチブロック
② 1ミリ秒の開弁スピードを実現した新型アシストバルブ。
③ スラッグ弾と通常ペレット弾、どちらも発射可能な新型銃身（RTIアームズとワルサー製の共同開発）
さて、その精密性をテストするためにも、まずは射撃テストをしてみました。
上の写真がその試射結果です。使用ペレットは『JSBジャンボヘビー（18.13gr）』、距離は屋内50メートル。
下が『24グレインのエアスラッグ』（スラッグ弾型ペレット）で、距離は100メートルです。
私たち（※ Hard Air Magazine）はかつて、前モデルのプロフェットに「100点満点中95点」という高評価を与えてその性能を絶賛しましたが…プロフェットⅡになって明らかに進化している！
重量のあるエアスラッグをこれだけ精密性に発射できるのはもちろん凄いのだが、ブリーチブロックの改良によりコッキングレバーを引く力が少なくて済むという改善もいい感じ。
現在RTI社の工場では、プロフェットⅡを大急ぎで生産しているそうだ。
早く私たちの手元に届くことを期待したい！ちなみに、私たちはメーカーから RTI プロフェットIIのパワーに関するテストデータを貰った。
良ければ参考にしてほしい。
口径 レギュレターの気圧設定 マズルエネルギー .30 (7.62 mm) 2,900 PSI (200 bar) 102 Ft/lbs (138 Joules) .30 (7.62 mm) 2,030 PSI (140 bar) 83 Ft/Lbs (113 Joules) .30 (7.62 mm) 1,160 PSI (80 bar) 49 Ft/Lbs (66 Joules) .25 (6.35 mm) 2,900 PSI (200 bar) 88 Ft/Lbs (120 Joules) .25 (6.35 mm) 2,030 PSI (140 bar) 67 Ft/Lbs (91 Joules) .25 (6.35 mm) 1,160 PSI (80 bar) 44 Ft/Lbs (60 Joules) .22 (5.5 mm) 2,900 PSI (200 bar) 69 Ft/Lbs (94 Joules) .22 (5.5 mm) 2,030 PSI (140 bar) 53 Ft/Lbs (72 Joules) .22 (5.5 mm) 1,160 PSI (80 bar) 34 Ft/Lbs (46 Joules) .177 (4.5 mm) 2,900 PSI (200 bar) 40 Ft/Lbs (55 Joules) .177 (4.5 mm) 2,030 PSI (140 bar) 35 Ft/Lbs (48 Joules) .177 (4.5 mm) 1,160 PSI (80 bar) 22 Ft/Lbs (30 Joules) （引用元：HARD AIR MAGAZINE More Details on The RTI Prophet Ⅱ Air Rifle ）
適用される特典
この商品には、以下の特典が適用されます。
割引特典
保証特典
追加特典
本体価格には、下記商品がセットになっています（商品については予告なく変更される場合があります）。
●300気圧ハンドポンプ、またはエアタンク用MDEアダプタ
● 銃砲店オリジナルガンカバー
● シングルショットトレー
● グリップバイポッド
● スリング・スリングスイベルセット
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海外（主にアメリカ）のWebサイトから、エアライフルに関するモニターレビューを引用しています。日本のエアライフル事情とアメリカの事情は大きく違うため、海外モニターの意見を全て真に受けることはできませんが、使用感や長所・短所などは参考にできる点が多いかと思います。エアライフル選択の材料としてご覧いただければ幸いです。
