調整式チークピース(Adjustable Cheek Rest)
調整式チークピースは、ほほ付けの高さが手動で調整できるタイプの銃床です。固定式のモンテカルロ型ストックに比べて体格に合わせた細かな調整ができます。
チークピースの役割
特にピストルグリップでは射撃時に銃身が跳ね上がるため、ほほと銃床が激しくぶつかりケガをしてしまうことがあります。そこで装薬銃には、ほほ付けをする位置にほほ当て(チークパッド)と呼ばれる保護具を装着します。
エアライフルでは射撃時の反動はほとんどないため、保護具としてはそれほど重要な装備ではありません。しかし大型のスコープを取り付けた場合は、スコープを覗き込む目線を上げないといけないため、調整のためにほほ付けパッドが必要になります。ほほ付けの位置や顔の長さは人によって違いがあるため、可変式チークピースであれば細かく調整が可能です。