レネゲード
.jpg)
レネゲードは、デイステート社のハイテクエアライフル「パルサー」の電子制御ガンコントロールユニットを取り除いたモデルです。その特徴から「パルサーの廉価モデル」とも言えますが、代わりに、すでに実績を積み上げてきたスリングショットシステムや、電子制御トリガーなどが採用されています。そのため値段はパルサーよりも3割安いながらも、その性能は引けを取らない仕上がりになっています。
レネゲードHP HRは、オランダの空気圧制御機器メーカーHUMA社と共同開発したエアレギュレータが装着されています。
カタログスペック
モデル |
レネゲード HP HR |
メーカー | デイステート |
タイプ | プレチャージ式 |
コッキング方式 | サイドレバー |
弾倉タイプ |
丸型脱着式 5連装 |
口径 | |
全長 | 890 mm |
銃身長 | 688 mm |
重量 | 3.80 kg |
マズルエネルギー(S/F) |
5.5 mm :50 ft/lb (35発) |
シリンダー容量 | 300 cc |
トリガーシステム | |
銃床形状 | |
銃床素材 |
シンセティック |
照準器マウントベース | 11mmドブテールレール (水準器搭載) |
アクセサリーマウント | ピカティニーレール |
エアレギュレータ | HUMAレギュレータ |
銃身 | シュラウドバレル ロングシュラウドへの改造可 |
定価(税込) |
¥390,000 |
カラーバリエーション
読み込み中
機能紹介
スリングショットシステム
レネゲードに使用されている射出機構には、同社エアガンエンジニアのスティーブン・ハーバー氏考案による『スリングショットシステム』を特徴としています。
従来の方式(ノックオープンバルブ方式)では、バネで押し出されたハンマーがバルブを叩いた後に、バネの反動によって何度もバルブを叩いてしまう「バウンスストライク」が起こってしまいます。このバウンスストライクは、シリンダー内の圧力+バルブ戻しバネの力と均一になるまで4~5回ほど繰り返すため、無駄なエアを消費してしまいます。
対してスリングショットシステムでは、強力なバネで押し出されるハンマーケージと、反動抑制用バネに繋がれたハンマーの2重構造になっており、ハンマーケージの強力なバネで押し出されたハンマーがバルブを叩いた後、反動抑制バネがハンマーを引き戻すことで、バウンスストライクを抑制しています。
電子制御トリガー(HTU)
レネゲードには、Hybrid Trigger Unit(HTU)と呼ばれる、電子制御トリガーが採用されています。このトリガーシステムは、引き金とシアーの間に9Vのバッテリーで駆動するソレノイドバルブが組み込まれており、ソレノイドの電磁的な働きでシアーを瞬時に解放することができます。引き金の重さは従来通りに調整が可能なので、機械的トリガーの調整機能と、電子制御トリガーの「パリッ」とした引き気味を、上手くハイブリッドさせた業界初の試みになっています。
HUMAレギュレーター
レネゲードには、世界的にも有名な空気圧制御機器メーカー・オランダのHUMA社と共同開発したエアレギュレーターが装着可能です。このレギュレータにより、チャンバーに供給されるエアは140気圧に平滑化され、ペレットを射出する速度を一定にすることで高い精密性を実現します。また、消費されるエアが節約されることにより、1回のチャージで射出できる回数を向上させることができます。これは特に、野外で活動する狩猟用のハイパワーエアライフルにおいて、大きなメリットになります。