視野(F.O.V.)

視野(Field of View

FOV視野(FoV)は、光学機器において像を写し込める範囲を指します。エアライフルハンティングにおける最適な視野は、捕獲したい獲物の種類や猟場の環境で変わります。例えばヒヨドリやキジバトのような小鳥を待ち撃ちする場合は、視野が広い方が狙いを付けやすくなります。対して池に浮いたカモを遠射する場合は、対象の周囲に障害物が少ないので狭い視野でも問題ありません。

FoVとは

スコープの説明FOV スコープのような倍率を変化できる光学機器においては、最高~最低までの倍率においてFoVで表します。例えば最低倍率ー最高倍率が「4-12」、視野が「8.7 – 2.9m/100m」のスコープの場合、「最低倍率4倍で100m先を見たときの、視界の端から端までの長さが8.7m」、「最高倍率12倍で100m先を見たときの、視界の端から端までの長さが2.9m」という意味になります。

 

異なる光学機器との比較(見掛け視野)

 倍率の異なるスコープで視野を評価する場合は「見掛け視野 = 倍率 × 視野」を使います。例えば「①:最低倍率2.5で最大視野が14m」のスコープと「②:最低倍率8倍で最大視野が4.36m」にスコープを比べた場合、見掛け視野は、「①:2.5×14=35m」、「②:8×4.37≒35m」となります。つまり①、②のスコープは、それぞれ異なる最低倍率を持っていますが、視野においてはほぼ同じ性能を持っていることがわかります。

エアライフル用語集

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