対物レンズ有効径

対物レンズ有効径(Effective diameter of the objective lens

 対物レンズ有効径は光学機器に光を取り込むことができる光束の直径で、一般的には光学機器の持つ『対物レンズの内径』を指します。一般的に対物レンズが大きくなればなるほど像がクリアになるため、値段も高くなります。

対物レンズ有効径のサイズ

スコープの説明対物レンズ
 対物レンズ有効径は大きいほど、すなわち対物レンズが大きいほど、光学機器に取り込まれる光の量が多くなるため、像をよりクリアに見ることができます。ただしレンズが大きくなると光学機器自体も大きく・重くなります。像のクリアさは対物レンズの大きさだけでなく、レンズの表面処理などによっても変わります。

ハイマウントリングとローマウントリング
 またスコープの場合は対物レンズと銃のスコープマウントレールが干渉する可能性があるため、大きな対物レンズを持つスコープには背の高いマウントリングが必要になります。

対物レンズ径の表記

スコープの倍率表記

 対物レンズ径はスコープの名前に表記されています。例えば倍率が「最低3倍~最高9倍」で40cmの対物レンズを持つスコープの場合は、「3-9×40」と表記されます。

 

エアライフル用語集

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