二重装填防止機構

二重装填防止機構(Anti-double pellet feed

anti-double-pellet-feed

 二重装填防止機構はペレットが2発以上薬室内に入らないようにする仕組みです。古いエアライフルではしばしばトラブルの原因となる、銃身内で弾が詰まる停弾を防ぐことができます。

 

二重装填トラブル

 エアライフルには装薬銃のように、装填された弾を発射することなく排莢(アンロード)する機構がありません。そのためペレットを装填したまま発射せずに誤って再度装填動作を行うと、薬室内にペレットが2つ入り込んでしまいます。
 さらにこの二重装填された状態で引き金を引くと、ペレットがライフリングにガッチリと噛み合って動かなくなる停弾を起こしてしまい、銃身交換をしないといけないぐらいの大きな故障になる危険性があります。
 そこで近年のエアライフルには、コッキングをして弾倉からペレットを薬室に装填すると、発射するまでコッキングレバーをロックする二重装填防止機構が盛り込まれています。

エアライフル用語集

エアライフル用語集